先日、行われた JHDC (ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ)東京予選!
私も参戦致しました。
今年で、3回目のこの戦い!
日本各地で予選が行われ、各地で勝ち抜いた選手が
9月に東京ビックサイトで行われる、決勝大会に出場することができます。
日本で我こそは、ハンドドリップの名人と自信のある方が来ますが、
ほんと、ハンドドリップでも千差万別。 みんなやり方が違う!
ドリップポットも違う。
ドリッパーに関しては、大会公式のドリッパーが
スポンサーから用意される。
大きく分けると2種類になる。
円錐型のドリッパーと、台形型のドリッパー。
円錐型は、代表的なのはハリオのV60やコーノ式と呼ばれるものである。
特徴は、お湯の抜けがよくクリアな味になりやすい。
台形型は、代表的な物はメリタやカリタが有名で、 違いは底の穴の数である。
特徴は、お湯の抜けるスピードは穴でほぼ決まってしまう為、 味のブレが少なく済む。
大会では、V60が7割ぐらいの方が使っていました ↓
なぜ、多くの選手がV60を使うのか?
一つには、海外の大会でよく使われる事が多く、認知度が高い事。
後は、お湯の湯量調整で味を変えることが出来ることが大きな要因だと思う。
実際、V60は抽出が物凄く難しい! チョロチョロ入れれば、可抽出気味になり、
苦い、渋い、不味い珈琲になってしまう。
逆にドクドク淹れると、湯の抜けがいい分 薄っぺらい味になってしまう!
其の為、V60を使っているお店は、 みんなポットコントロールの練習をしている。
これが出来なければ、美味しい珈琲を抽出する事が出来ないからだ。
題名のどのドリッパーがいいのかは、 正直答えはない。
淹れる人の得意不得意があり、 また珈琲豆によっても、相性があるからだ。
ただ、ポットコントロールが出来ないうちは、
円錐型はあまりオススメはしていない。
台形の方がそう考えると、いいのかもしれない。
当店は、コレスの金属ドリッパーを主に使っている。
オイル感とコクが特徴!
お湯の抜けは金属の割りには、早い。 油断すると、薄い珈琲が出来てしまう。
ポットコントロールはかなり難しいと思っている。
ただ、香りや味を考えると、イメージに近い味になるので これを多用している。
バリスタコレクション等、いい豆の時は 陶器のv60を使っている。
珈琲豆の個性を楽しんでもらい為に!
結局、どのドリッパーがいいかは、 珈琲豆に合わして使うのがいいと思います。